クラスの仲がグッと深まる!「共通点を見つけよう」【国語授業びらき・学級開きにも最適】

結論:「良い学級って、どんな学級?」 → 席替えで誰が隣になっても、ふつうに昨日と同じ感じで給食を食べられる学級。つまり、誰が誰とでも話せる学級。

ポイントは、「共通点を見つけよう」と投げかけているところ。「仲良くなろう」とは言ってない。でも、終わってみると不思議と、いい感じの雰囲気になっていることに気がつくはず。

・コミュニケーションの美味い児童が多いと、学級は明るくなる。

・当然、教師側の都合だけじゃなく、児童のことを考えても、有効な方法。コミュニケーションの基本は「共感」。自分と相手の共通ポイントを見つける、ということは「ぼくはあなたと仲間になりたいですよ」というサインでもある。そういう人材が同僚にいたら、嬉しくない?

たとえば、こういうこと。

「ヒサシさん、趣味とか何ですか?」

『自分は、野球とか好きですね』

「おお!野球!いいですね!ぼくもスポーツ大好きです!でも、野球ちょっと詳しくなくて。今って、どのチームが強いんですか??」

みたいな。

自分は詳しくないけど、あなたの好きなことには興味あるよ!

という気持ちが伝わってきませんか?
一方で、これが以下のようだと。会話のトーンはひたさがりです

「ヒサシさん、趣味とかなんですか?」

『自分は、野球とか好きですね』

「そうですかー、ぼくはあんまり詳しくないっすね」

『そうですか・・・』

人は、きょうつうてんのある人を本能的に親しみを覚える生き物。ソレがないのが、人種差別。

いきなり「なぜ、仲間はずれダメなの?」と問いかけても、「されたら嫌だから」とか、理論的な話になり、児童に刺さらない。

基本的な仲間意識のある集団になっていれば、「居心地が悪いから」「自分にされて無くても、同じ空間に仲間はずれが有るとなんかイヤ」みたいな、かなり高次元な肌感覚の話で「仲間はずれとかマジ有り得ない」的な雰囲気が出来上がる。

6年女子の性質を利用して仲間はずれ対策をする

・6年女子の性質を一言で表すなら「営利的にムリ」という言葉なはず。

・彼女らは、一度ムリと思ったものには徹底的に離れていく。

・「されたら嫌だから」「人権侵害だから」とかいう理論的なことじゃなくて、感情てきに 「仲間ハズレ = 生理的にムリ」的なところまで落とし込んでいけば、教師がなんやかんや言わなくても、それがないようになっていく。

折を見て、「中がいいことで、どんな得があるの?」と問いかけるのも効果的。

・「仲良の良い学級」って、どういうこと?教師が児童に問いかけなければいけない。

・教師だけが学級のことをやビジョンをかんがえるのではない。常に児童に伝えて、学級の誰がでも言えるようにしなければ。

・一番良くないのは「一人はみんなのために。みんなは一人のために」といういい感じのスローガンだけ掲げて、それについて深く追求しないパターン。

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